2019年7月21日 (日)

和傘が載ったアールデコ期のヴォーグの表紙(復刻版)。

 

オールドノリタケのデコレデイに始まって、この春手に入れたフラッパーのポーセリンのドアノッカーから、フラッパーのハーフドールに進んで、バッシングフラッパーが日本の日傘を使っていることに気が付き、アールデコのファッションを調べていくと、面白いほど蛇の目傘が見つかる。

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老人は、かって日本一の和傘の産地だった岐阜市の加納在住ということで、面白いテーマを見つけたものだと、色々と調べてみた。

かって加納の和傘が海外にも輸出されていたという記録はあるが、それがアールデコ期のファッションとして人気だったという記録は地元にはない。

ただ、記録がないから、事実がないという事ではない。地元だから言うが、あの傘貼りの爺様婆様たちが、そんな洒落たことに関心が無かっただけで、その時代は面白いほど売れて、海外へも売れていったから、その先でドウかなんてことを考えていたわけではないから、海外にも売れたという認識だけで終わっているのかもしれない。

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日本の和傘、岐阜の加納の和傘が1920年代から30年代のヨーロッパやアメリカで、

アールデコ期のフラッパーファッションの重要なアイコンであった。というコトを証明するには、どうしたら良いのだろうか。

先日来、フラッパーの写真やら、有名な版画家の作品を幾つかアップしてきたが、決定打が欲しい。

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ならば、当時のファッション誌の権威であるVOGUEの表紙に和傘が載ったなんて事実がないか調べてみた。

雑誌の表紙なら年代もハッキリしているし、証拠として最高だ。

二点程、和傘が載ったヴォーグの表紙の復刻版ポスターをアメリカから手に入れた。


先ずは、1919年7月1日号の表紙。

Vogue Magazine Cover-Helen Dryden illustration

イラストレーター ヘレン・ドライデン(米)

July.1919  Hot Weather Fashions
(1975年復刻)

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さて、海辺に海水浴用のテントと傘が三点。女性のワンピースの模様は浴衣地のようで模様は扇子。スカーフは着物の模様のようでジャポニズム。

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和傘としては、軒のカーブがおかしい。裏側の構造は蛇の目傘の糸かがりがあるが小骨と糸かがりを混同してしまっていておかしい。柄竹が真竹とは思えない。大きなハジキがあるが、この構造では傘をとじることは不可能だ。イラストレーターの和傘についての誤解の範囲だろうか、それとも東南アジアあたりの傘なのか。女性の頭にはターバンがあるではないか。ペーパーパラソルではあるが、日本の物かどうかは不安がのこる。

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傘のディテールは変だが、波の描写は浮世絵風でもあり、全体としてはジャポニズムではある。

ヴォーグはアメリカとフランスでそれぞれ独自に編集発行されていたはずだが、英語表記だからアメリカ版。

 

そして、1924年3月上旬号の表紙。

Vogue Parasol Pretties Cover

Pierre Brissaud

イラストレーター ピエール・ブリゾー(仏)

French Art Deco Paris Fashion Umbrella

(1980年復刻)

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パリのパラソルの店の店頭のイラストだが、洋傘の真ん中に蛇の目傘がある。
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ただし和傘とおぼしき物の内側は小骨も糸かがりも省略されている。


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左上の洋傘は骨も小骨も描き込まれているが骨の本数が少ないから描き込まれているだけで、骨の本数の多い和傘でこれを描き込むことは困難だ。デフォルメ(省略)されたと考える。

ということで、残念ながら和傘であるという決定打にはなりえない。
冒頭の5点の写真の方が証拠としては意味がある。
もう少し明瞭に和傘であることを証明できる写真をアップしてみる。

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やはり写真の方が明解だ、キャプションにもジャパニーズスタイルとある。

まあ、流行の最先端のヴォーグの表紙に和傘らしきペーパーパラソルが掲載され、流行のファッションであったということは間違いない。
パラソルとアンブレラの違いは、日傘と雨傘の違いで、日本の蛇の目傘はペーパーパラソルと呼んで日傘として人気があった。
(もちろん和傘は、唐傘ともいい中国由来であり、中国にかぎらず東南アジアでは竹と紙で出来た色々な傘があった。)
この時期のファッションボードには日本のパラソルと表記された物がある。
ペーパーパラソル、いかにもフラッパーな気分だ。


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復刻版ポスターだけれど、恭しく額装してやろうと思う。
かっての和傘産地 中山道 加納宿に密かに在って意義ある物だと思うのだが。


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と、昨日の夜の「郡上おどり」の疲れが残るなか、朦朧として書いたプログだが、間違いがあったらゴメン。

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2019年7月16日 (火)

ART DECO 1920-30s STYLE PORCELAIN BATHING LADY FIGURINE

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アールデコ期のフラッパーファッションと和傘の関係を何度も書いているが、

ビーチフラッパーが日傘として蛇の目傘をさしている写真やイラストは、洋傘のものより圧倒的に多い。

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ペーパーパラソル

カラフルな紙と竹という組み合わせが、リゾート的だったのだろうか。

ただの異国趣味ではないのが、日本人としてはうれしい。

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スポーツやレジャーが特権階級から中産階級まで降りてきたのが19世紀なかば、

海水浴の効能が説かれ一般の人々が海辺へ出かけ始めたのが20世紀に入ってから。

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1920年代は、女性が水着を着て、泳ぎを始めた時代だ。



今回は、赤のホリゾントストライプの水着のビーチフラッパー。

これまで紹介したビーチフラッパー三体がいずれも海水浴用のゴム靴を履いている。

泳ぐというより、水辺で遊ぶという時代の名残りだろう。

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前回のフィギュアとペアにしても面白いと落札したが競争相手は7人いた。

8センチと、サイズもカワイイ。イギリスから来た。

 

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このまま、化粧品売り場のショーケースに入れたり、美容院のウインドに飾ったら面白い。

 

  

我が家のビーチフラッパートリオだ。

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マイセンの宮廷シーンのフィギュアもいいが、これもオシャレで面白い。


日本の蛇の目傘とアールデコという面白いテーマを見つけた。

和傘とアールデコの結びつきなんて信じられないという、そこの貴方、


まだまだ面白い物が・・・。

 

 

 

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2019年7月15日 (月)

郡上おどり 令和元年7月14日 犬啼水神祭 写真記録。

令和元年のシーズン二日目は、始まりの30分は激しい雨、最後にも少し雨がぱらついたものの、程よい混み様で快適に楽しく踊れました。
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雨のおかげで空気はキレイだし反射光でイイ写真が撮れました。


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写真は郡上おどりの記録の為に撮ったものです。
不都合な写真はメールをいただけば削除いたします。
ご自分の写真の個人利用はかまいません。
ご本人以外の転用はお断りいたします。

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2019年7月13日 (土)

令和元年 雨の郡上おどり発祥祭。

雨でも踊るクレイジーが郡上おどりの楽しさだが、この前、発祥祭に雨が降ったのは2013年。つまり14年から去年までの五年間は発祥祭では、雨は降っていない。(すこしパラついたりはしたが。)

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事前の天気予報では、傘マークの間で、今日だけはなんとか曇りで持ちそうだったが、朝起きて天気予報を見たら雨。
雨雲レーダーで確かめるが、やはり雨。

老人が、このところアンティークネタで和傘の事ばかり書いたのがナニだったな。
デジカメに雨は禁物。
というわけで、今夜はカメラを持たず、バスタオルと下着を持って郡上行だな。





スマホの写真ですが、雨の発祥祭の様子です。

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とても、クレイジーな夜でした。

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2019年7月 9日 (火)

ベルギーのシーサイドリゾート ブランケンベルヘのお土産。和傘をさしたアールデコのBathing Beauty。


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さて、先日アップした和傘をさしたビーチフラッパーのフィギュアがとても良かったから、また手に入れてしまった。

アールデコ期のフラッパー、Bathing Beauty。もちろん和傘・蛇の目傘がポイントだ。

傘を除けば10センチ足らずの小さなフィギュアだ。


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ベルギーのシーサイドリゾート・ブランケンベルヘの地名が入っている。


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古希老人のコレクションとしては、すこし気恥ずかしいのだが、海水浴のお土産のお人形さんで、とてもカワイイから・・・。

いかにもアールデコ的で、1920年代のビーチフラッパードールとして秀逸だと思う。

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ベルギーのBlankenbergeは、周辺の国からも観光客が訪れるシーサイドリゾート。
上の着彩写真は19世紀末のブランケンベルヘ。
まだ海辺で遊ぶ程度で、女性が水着で泳ぐというのは20世紀に入ってからだ。
水着の登場が、ちょうどアールデコ期と重なる。
     
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やはり、日傘として日本の蛇の目傘は大活躍だ。
アールデコ期は、現代のファッションの基礎が固まった時期だが、
水着の登場はアールデコ期を象徴している。

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水着の黒は、透けて見えるのを防ぐためだが、まだ水着用の素材が無かった時代だ。

岐阜の加納の和傘とアールデコ ビーチフラッパーの話題は、まだまだ続きます。

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この二週間ほど、ポールポワレからシャネル、そしてディオール、サンローランの伝記や資料を続けて読んでみた。
20世紀を、ファッション、とりわけデザイナーの浮き沈みを視点に読んでみたらとても面白かった。
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写真は現在のブランケンベルへ

 

 

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2019年7月 3日 (水)

ART DECO Flapper Pin cushion head.

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アールデコのフラッパーの
チャイナドールヘッド

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Powder Puffのつまみ、ティーコージーのつまみなどに使われたフラッパードール。
人形は、目の描き込みが命だが
上質な描き込みだ。


下は、ロンドンのコレクターの画像。
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老人のコレクションと、キューピーの香水瓶を含めて3点重なる。
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100年の時間を経て

こういう物が、アンティークのステージに上がってきた。


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絵付師のサインらしきものがあるがメーカー名不明。


このところ、老人のキュリオケースに、面白いフラッパードールがたくさん集まって来ている。



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2019年6月26日 (水)

アールデコ VOGUEの表紙風の アンティーク ハーフドール。

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さて、キュビズム風の、あるいはスペースデザイン風の、German half Doll。
ドイツはアバンギャルドも面白い。
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あのヴォーグの表紙の
スペインの画家Eduardo Garcia Benitoの女性像のようで
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ドイツ フォルクシュテッドのベイヤー&ボックのアバンギャルドなアンティークカップと合わせてみたがどうだろう。
メーカー名は不明だが、ベイヤー&ボックに近いかもしれない。
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いかにも アールデコなハーフドール。
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H6.8cmの小さなもの。
老人は、このところすっかりアールデコだ。

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2019年6月17日 (月)

和傘をさした アールデコの フラッパードール。岐阜・加納の和傘が世界のトップファッションだった。

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アールデコ期のフラッパーレデイが和傘をさしているフィギュアを手に入れた。


ドイツ チューリンゲンkatzhutte 
Hertwig & Co. 1930年頃
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1920年(大正9年)から1930年(昭和5年)のアールデコ期のトップファッションであるフラッパースタイルの、水浴びする女性像 bathing beauty dollあるいはBeach Flapper doll。
20世紀初頭の水着といえばこの程度、ノースリーブが当時としては少し過激。

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さて、
かって日本一の生産量を誇った和傘産地 岐阜市加納に住むアールデコ老人としては、何が何でもコレクションに加えるべきアンティークだと、ベルギーのアンティークショップをポチッとしてしまったのです。
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フラッパースタイルは、日本ではモダンガール(モガ)と呼ばれ、パリやニューヨークでの流行と、ほぼ同時に銀座あたりにも出没することになるが、当時の写真をみると、日傘として和傘をさしている。お隣の和装の女性は洋傘なのに。
モダンガールが和傘、和洋折衷のアンバランスがオカシイが、
しかし !  色々と調べてみると、どうやら和傘の方がトレンディで、よりモガでありデコレディ的、フラッパー的であるというコトのようだ。
アールデコ期を代表するフランスの画家 ルイ・イカールの版画にこんなものがある。

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どうみても蛇の目傘だ。
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明らかに和傘が、トレンディなアイテムとして使われている。
当時のファッション画にも、蛇の目傘がたくさん登場する。
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岐阜の“加納の和傘”が百年前、世界のトップファッションのフラッパーの戦略的アイテムだったのだ。
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アールデコ期のファッションは水着も面白い。

ジャンセンの水着が売り出され手足が露出されるようになるのが20年代後半。
これでも、当時としては、センセーショナルな水着姿だった。
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和傘がビーチフラッパーのパラソルとしても人気だった。

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念押しで、日本のビーチフラッパーの写真だ。
百年も前の日本女性だが、ファッションは世界に負けてはいない。
もちろん、全員、和傘だ。
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もう、老人の言う“加納の和傘 ”蛇の目傘がアールデコ期の最先端ファッションであったという説は、どなた様にもガッテンしていただけたはずだ。


蛇の目傘はアールデコである。
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19世紀末のアールヌーヴォーの流行はジャポニズム(日本趣味)の流行でもあり、日本の扇子がマダムのファッションアイテムとして大人気だったが扇子の骨も竹で、岐阜が主要な産地だ。
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アールヌーヴォーの時代から半世紀も下るアールデコの時代まで、実は、岐阜特産の竹や紙、扇子や和傘が世界のトップファッションに深く係わっていた。

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扇子の香などは、とてもイイものだが 、
和傘といえば、あの、漆や柿渋の臭いであったり、えごま油の臭いであるワケで、なんとも日本的で、
はたして西洋のご婦人にどうだったか。

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蛇足だが、フラッパーの旗頭シャネルが、香水No5を売り出したのは1921年のことだ。
江戸時代下級藩士の内職として始められた和傘作り。岐阜の加納城下には、最盛期は600軒の傘屋が存在した。
老人の子供の頃は、廻りは傘屋さんばかり、空き地は殆んどが傘の干場で、紙の防水加工の為の“えごま油”や柿渋やウルシの臭いが街を覆っていた。
今や、傘屋さんは3軒、手の込んだ蛇の目傘を作るのは日本でここだけだという。

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ご近所の傘屋さんが、百年も前にヨーロッパやアメリカのデパートに和傘を輸出していたという記録がある。
しかも、それが当時の、最先端のファッションアイテムだったというから痛快だ。



加納の和傘 
坂井田永吉商店
http://kano-wagasa.jp/index.html

 

さて、もうすぐ “郡上おどり”が始まるが、雨でも踊るのが郡上おどり。

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何年か前に、雨の中、和傘をさして踊る女性の写真が朝日新聞に大きく載ったことがあった。

あれは、とてもカッコよかった。このカメラマン、郡上おどりを知り尽くしているなと感心した。

 

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雨の郡上で踊る“白波五人男”なんてコスプレ、今年の変装おどりに現れないかな。

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ここは、やはり “郡上おどり”と大書した番傘がいいな。

 




でも、和傘って浴衣より高いんだよね。

 

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2019年5月23日 (木)

わたしのニルバーナ 今年の庭。

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西洋の庭園思想を辿ると、ギリシア・ローマの「アルカディア・桃源郷」やキリスト教の「エデンの園」に行きつくが、これらの庭園は、たわわに実る果樹が重要な要素だが、日本庭園ではこうしたものは排除されている。

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仏教の極楽浄土や蓬莱などの楽園思想・庭園思想には生産に結びついた農作物はみられない。

我々が今、イングリッシュガーデンと呼んで憧れる鑑賞を主にしたイギリスの風景式庭園は18世紀以降に現れたものだ。

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西洋の庭が、いかに生きるかというテーマのキリスト教の、修道院の食料生産の為の庭から発展したものとするなら、仏教寺院の庭に発する日本の庭は、いかに死するかというテーマの仏教の浄土の具現であり、生産や労働を止揚した精神の理想郷の具現化である。

のどかな農村風景は理想郷であっても我々には庭園ではないし、豊かに実る果樹園は庭園ではない。  な~んちゃって。

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まあ、そんなことを小難しく語ってみたかった老人の今日この頃だが。

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男、還暦を過ぎて、庭も芸術も歴史も語れないヤツなんてクソだぜ! なんてことをヘタに言ったりしたら気が狂ったように遠くで吠える老人がいるから、老人なんてものはろくでもないヤツが多いからホドホドの付き合いに収めている。

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さて、毎年、その年の庭の完成形を写真に撮ってブログに残しているが、庭に完成形など無いのであって、あの花が咲いたらと思っていると、こちらの葉がしおれ、この葉がひらいたらと思っていると、あちらの枝が徒長したりしてナカナカ写真アップの踏ん切りがつかない。

梅雨入り前のこの時期に撮るか、梅雨で徒長した植物を剪定して充実したところを撮るか、いや、梅雨の長雨で折れたり、虫に食われたりで梅雨の後ではリスクが大きい。

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今年も、上手くいかなかったことも二三あるし、まだこれからのこともあるが、今、パティオの壁面緑化も、裏庭の壁面も強剪定にもめげず新緑に覆われている。下草も今年は特に充実している。

 

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老人の、ささやかな秘密のミュージアムは緑に覆われて至福の時を迎えている。

 

ニルバーナ 没入の至福。

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老人は、緑の光のなかで、一日なんども死んでいる。

 

 

 

むかついたらゴメン。

君はそうして怒り狂って死んでいくのか。

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2019年5月21日 (火)

スミスキーのブラシダキツキスキー 歯ブラシスタンド。

退屈しのぎにアマゾンした。

 

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スミが好きな不思議な妖精スミスキー。いま静かなブームの日本発のキャラクターだ。

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すねているワケではないが、老人もスミの方がスキだ。

昔のことになるが、ジャズ喫茶での常連の席は真ん中ではないスミだった。スミで斜めになって聴くのがジャズってものだった。

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暗い洗面所のスミで、誰もいなくても光っている。シュールだ。

 

 

 

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2019年5月15日 (水)

金魚の産卵。

 

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さて、我が家の屋外飼育の金魚が久々に産卵。
水槽は大きな石臼で戦前まで我が家は米屋で、その精米工場で使っていた石臼が空襲で家は焼けても残った物だ。言わば我が家のアイデンティティとも言うべきもので、家は何度か建て直したがずっと残して、今は庭で金魚鉢がわりになっている。
水槽に去年からバクテリアを入れているから、水がピカピカでとても調子がいいのだが、先週の土日に水が白く濁った。よく見たらびっしりと卵が。
金魚の産卵は何度か経験しているが、孵化させて育てるのは、意外と簡単で卵や仔魚が親に食べられない様に水槽を分ければ大体は育ってしまう。
卵は一度に五百とも千とも言う数だから大変だ。
以前は五十匹くらい育ってしまい。姉の家やら友人にもらってもらった。
そうしたら、姉の家で育った金魚が産卵し、それが育ってしまったから、姉の家の玄関は金魚屋さん状態になってしまった。
さて、どうするべきか。卵が付いた水草をポリバケツに移せば育つが、一か月もすれば間違いなく数十匹の金魚で溢れることになる。
このまま水槽に残せば、親に食われてしまうことになるが、水草も多いから隠れるところもあるし、植物プランクトンも充分湧いているから、数匹は生き残るはずだ。 
このまま、生きられるものだけが生き延びよと資本主義をとるか、分離すればほとんどが生き延びることが出来るのだから、生きられるものは生かすべきだという社会主義をとるべきか極めて難しい判断を迫られていた。


写真は、昨日の様子だが産卵から既に四日たっているが、意外と卵は食べられず残っていた。
それがどうだ、今朝起きたら、卵は殆んど消えてしまっている。悪いことに親の金魚が卵があった水草の中に集まっている。


孵化は産卵の5日後くらいだから、メデタク孵化したのか、それとも食べられてしまったのか。
水槽の中は藻がびっしりだから黒くて仔魚が見えない。
やはり、卵が付いた水草をバケツに移すべきだったか。
いや、たとえほとんど食べられたとしても数匹は生き残るはずだ。屋外飼育でプランクトンも充分だから、これでいいのだと自分で自分に言い聞かせているのだが、金魚の産卵はまだまだ続くから、今度はやはり卵のついた水草はバケツに移そうと、ポリバケツに水の汲み置きをした今日この頃みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

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2019年5月 9日 (木)

死ぬまで連休。

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令和の大合唱も、いささかウンザリの今日この頃、トランプのバカがとんでもないことを始めたが、中国帝国主義的共産党も傲慢で横暴だから、デタラメとデタラメがぶつかり合ってお互い潰し合えば、多少はデタラメが修正されるのではないかと、老人は生温かく資本主義の終末を見守っている。


老人は、毎日が連休で、なおかつ死ぬまで連休ときているから、ゴールデンウィークなど迷惑千万で、人混みをさけて静かに過ごすことにしているが、今年は二回も郡上おどりを踊って足腰にきた。さすがに古希だ。


昨日は、ジミー・スミスを爆音で聴きながら、久しぶりに椅子のワックスがけをした。黒く艶やかでしっとりとした椅子は美しい。
この混乱で円高が進めば、老人のコレクションが、また進むのだが。

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2019年5月 1日 (水)

新元号 徹夜で祝う郡上おどり 写真速報③ 踊り会場編

 

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平成を踊って送り、令和を踊って迎えようという、この企画は、
日本中に中継され、とても大きく報道されて大きな反響を呼んでいる。
郡上市の大ヒットだと思う。

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老人が、郡上おどりのブログを初めて書いたのは2009年だが今年で11年、そろそろ潮時かなと思っている。
このイベントを聞いた時、できれば、この日の郡上八幡の全てを記録したいと思った。


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全てと言っても、一人では無理だから、出来ればこの日の郡上おどり全てを写真に撮りたいと思った。
できれば踊り助平全員の記録を撮りたいと思った。
できれば、このブログが、踊り助平みんなの写真アーカイブになれば良いと思った。
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とはいえ、老人はカメラマンでは無いし、踊りの休憩がわりに写真を撮っいてるワケで、踊ることの方がプライオリティが高い。

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ヘタな写真で恐縮ですが数の多さでゆるして欲しい。
踊り助平が、踊りの輪の中から撮った写真だ。ナンチャッテ。

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さて、平成もアト数分。
ここで、驚きの選曲。

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平成の最後の踊りは「まつさか」とアナウンス。
おもわず会場に拍手が湧きおこった。

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郡上おどりの最後は、つねに“まつさか”で締められるが、途中で踊られることはない。
令和を迎えるイベントだが、まづ平成を締めることこそ必要で、
平成の締めを“まつさか”でする、まことに郡上おどり的なやり方で感動した。
“まつさか”は、締めの唄だが、本来、祝儀歌のはずだ。

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さて、平成を締めて令和を迎えるという素晴らしい役の
音頭取りは、吉村建治氏。
音頭取りの中では若手だが、恵まれた体格から発せられる素晴らしい郡上節は当代一と誰もが認めるところだ。

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素晴らしい平成の締めでした。
感動的な“まつさか”でした。
会場のボルテージが一気に盛り上がり
令和を迎えるカウントダウンがはじまりました。


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改元と同時に、城山で花火が打ち上げられました。
この日の郡上のことはみんなの宝物になると思います。

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実は、ここでカメラの電池が終了。
車のUSBで充電するのも時間がかかる。足も痛いしこれにて終了。
令和の時代も、楽しくみんなで踊れますように。
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不都合な写真は、メールを戴けば削除致します。勝手な撮影をお許しください。

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新元号 徹夜で祝う郡上おどり 写真速報② 踊り流し編

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平成最後の日の 郡上おどりは
シーズンオフにもかかわらず 平成最高の盛り上がりでした。

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まだ続きます。

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新元号 徹夜で祝う郡上おどり 写真速報① 踊り流し編

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この日の 郡上おどりが 永遠に みんなの心に残りますように。

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続きます。








 

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2019年4月25日 (木)

庭で。

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老人の人生など、すでに終わっているが、庭に出ると、まだやることがある。

計画通りに行かない事など自然相手では当たり前だが、計画は大事で、計画があるからこそ環境の変化も逸脱も認識できるワケで、老人は庭でコツコツと小手先のことをしながら作業に埋没し、計画を見直したり反省したり改善したりしている。

古希を迎えて未だやることがあるというのは、なにやら余裕がないように思えるだろうが、もちろんやらなくてもイイようなことだったりするワケだが、低く暮らして低いこころざしで生きるか、低く暮らして高く思うか、人間それぞれだが、自然は寛大なようで冷徹だったりするわけで、隙があったり思い上がりがあれば容赦なく結果を突き付けてくる。ボーっと生きていて庭のフィットネスは保つことはできない。庭のフィットネスは老人の心のフィットネスでもあるんだ。

老境にあっても、高く思い努力することが、至らなかったあの苦渋の時代のリカバリーであり、老人の魂の解放の作業なんだ。極楽は造るものなんだ、造れるものなんだと思う。

一人でする土や植物を相手のことは瞑想に似ているが、決してボーっとしているだけではない。次から次へと出てくる問題に対処しながら、それに追われることが喜びでもあるのだ。あまりにも無限だから傍目にはボーッとしている様に見えるが、尽きぬ問題や作業は、尽きぬ庭仕事の喜びでもあるのだ。    なーんちゃって。

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2019年4月17日 (水)

今年も、ウラシマ草の花が咲いた。

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この時期の、うらしま草の開花のご報告は、すっかり老人のブログの定番になってしまったが、今年もウラシマ草の花が咲きました。

去年のブログでは、うらしま草の数を25本と記しているが、今年は46本と増え続けている。

 

うらしま草は都道府県によっては絶滅危惧種に指定されているような植物で、当地の岐阜県では準絶滅危惧種に指定されている。

老人の庭に、うらしま草が来て20年近くなるから、すでに第三世代くらいになっているハズだ。

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当初は地植えにしていたが、数年前から鉢上げして管理し始めて、サトイモの様に球根が分球したり、実がなり翌年それを蒔いて株は増え続けている。残念ながら花が咲くまでには五年近くの時間が必要で、老人は、浦島太郎になってしまいそうだが、今年から、育った株を再度、地面にリリースしている。

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実生のものは、ひ弱だが、分球したものは茎もしっかりしていて頼もしい。このままいけば更に分球して来年は、60本以上になりそうだ。花が付くまで五年以上かかるめんどうな植物だ。花の数は、今年は二本だが、このままいけば三年以内に五本、五年以内に十本くらいは咲きそうだ。

廃墟趣味の小さな庭に、数十本のウラシマソウの花が咲いたら壮観だ。怪奇趣味的ではあるが、いかにもヴィクトリアンで、老人は好きだ。

先日、来客があり、老人よりは一世代下の方だが、庭をみて、植物は全て「和」の物なのに見事に洋風の庭ですね、と褒めていただいた。イングリッシュガーデンの要諦は日本の植物を用いることではないかと、少しガーデニングについて語ってしまった。

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ウラシマ草 パンダ出目金 ネオヴィクトリアン ブルートゥースでジミー・スミスの、古希老人の今日この頃だ。

 

 

 

 

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2019年4月14日 (日)

老人ですが何か?

退屈しのぎにネットで拾った画像をコピペしまくった。

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老人という立ち位置も悪くはないぜ。

 

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2019年4月10日 (水)

春の雨。

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暖冬だったのに、春先になって寒い日が続いて、庭いじりも少し盛り上がりに欠ける老人の今日この頃だが、去年は、隣家の新築で我が家の日陰の庭も少し改善され、壁面の蔦が伸びすぎて膨らんできたから、この冬は思い切って強剪定した。
お陰で、庭は今みすぼらしい状態だが、あと一か月もすればツタの新緑が展開し見頃を迎えるハズだ。老人の王国のシンボルプランツ、ウラシマ草も、今年はたくさん展葉している。来週あたりは開花のご報告ができそうだ。


それにしても、冷たい雨だ。庭の水槽の金魚が一匹天国へ旅立った。 ゴメン、私が悪かった。

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2019年4月 6日 (土)

ヴィクトリア女王 生誕200年。令和天皇即位を祝う「郡上おどり」徹夜踊り。

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ヴィクトリア女王(在位1837-1901)は、1819年の5月24日生まれだから、今年が生誕200年という事だが、記念の映画「ヴィクトリア女王・最後の秘密」は、すでに一月に公開されているが、どうやら東海三県では、公開されないようだ。
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まあ、そんなことはどうでもイイが、ココログのリニューアルでシステムの不具合が続出しているが、写真のアップロード方法も変わって大変だ。夕方から色々と試してみてようやく使い方がわかった。
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「郡上おどり・写真速報」のように何十枚もの写真をアップする場合、写真がワンサイズのみだと、デザイン的に退屈で、まったく面白みに欠けるものになってしまう。
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ヴィクトリア女王の記念品を写して、アップのテストをしてみた。写真のデータサイズを落とし過ぎたが、アップロードやデザインワークは楽になった。
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さて、新元号も決まり、今月末、平成最後の夜、四月三十日、奥美濃の小京都・郡上八幡で、平成を踊って送り「令和」を踊って迎える徹夜踊りが行われる。
郡上おどり運営委員会のフェイスブックをコピーしてみた。
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面白い写真が撮れそうだ。
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しかし、マダ浴衣は寒いよね。
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という事で、写真のアップロードの練習をしてみた、悪しからず。



郡上で待つ❗

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«変わり目。