2017年7月17日 (月)

「涼風の郡上 宵おどり」で踊ってきました。

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郡上おどり日程表には載っていない、郡上おどりの裏メニュー クラブツーリズムの貸し切り企画「涼風の郡上 宵おどり」で踊ってきました。

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踊り開始の七時になっても安養寺の大駐車場には車は五台のみ。踊り上手の常連の皆さんは、三連休の最終日とあってお疲れのご様子。遠来の皆様ばかりで、踊り手不足を補うべく、今夜はカメラをしまって、ひたすら踊ってまいりました。

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郡上おどり 写真講座。

老人は、ただのマンなのであってカメラマンではない。
 
もちろんカメラを持って郡上おどりの輪の中にいるが、踊りが目的であって、かならずしも写真が目的ではないが、ついつい良いアングルや画になる方を見つけると、迷惑をかえりみず追いかけてフラッシュをたいたりして申し訳ないが、盆踊りという本来アケッピロゲな踊りの性格なんだから肖像権なんて野暮な話は許してほしい。
もちろん迷惑だという方にはカメラを向けないというのはエチケットだし、写さないでというのは当然のことだとおもう。
 
郡上おどりは、シーズン中三十数回開かれるが、毎回、街の縁日にあわせて会場を替えて行われる。そして、カメラマンにはとても写しやすい会場とか画になる場所がある。
 
いつぞや山の上のホテルの駐車場が踊り会場の日に、観光バスでカメラマンの団体の方が押し寄せたことがあった。写真写りだけでいうと、「どうしょうもない日」なんで、これはコーディネイターが悪いなと思ってみていたが、カメラマンも立派なカメラを並べて手持無沙汰だった。
 
「なんだよ、ただの盆踊りじゃないか」という声が聞こえた。
 
そうです、郡上おどりは、ただの盆踊りなんです。ただの盆踊りだからいいのですよ、と、一人ごちたが、山の上のアスファルトの駐車場のただの盆踊りを写しても画にはならない。
ましてヤグラを中心にした輪おどりの場所だから、外からロングで撮るか輪の中に入って撮るしかない。輪の中に入るのは勇気がいるし被写体が近すぎるから「踊り」が撮れない。外からロングで撮るには、山の上の大きな駐車場だから真っ暗で、写り込む建物も景色もないから、とにかくカメラマンとしては最悪の場所だったが、これは日にちの選定が悪かったのですよと、同情した。
 
郡上おどりは、もちろん「ただの盆踊り」ですが、本当は、とても面白いし画になる盆踊りなのですよ。
郡上おどりは、踊りだけではなく、盆踊りを取り巻く、街の面白さや、人々の面白さ、浴衣の面白さといった、踊りを中心とした周辺の文化が面白いのです。ですから、それらの周辺の文化がうまく写り込んでこそ、郡上おどりのイイ写真が撮れるのですよ。
 
ですから、まず会場の周辺の、写り込む背景となる建物が画になる場所。例えば、本町を筆頭に、新町橋本町とか、上桝形町、下日吉町、そして最大の会場、旧庁舎記念館前といった場所選びです。
 
このなかにも、会場が明るいとか暗いとかあって、じつはカメラの性能もさることながら、会場が暗いということは致命的です。街灯の場所とか、お店の照明、自販機の照明なんかを上手く利用すること、これがまさに写真の出来の明暗を分けます。
 
郡上おどりは、盆踊りですから、広場で輪になって踊る輪踊り、街の四つ辻で踊る辻踊り、路地で長く伸びて踊る路地踊りと、場所によって踊りの様子が変わります。
 
カメラマンに一番良いのは、四つ辻で踊る辻踊りの会場です。徹夜踊りの新町橋本町、本町、上枡形町、下日吉町が画になります。
 
「春駒は写らない」
 
郡上おどりで一番盛り上がる曲はなんといっても「春駒」です。激しい踊りで、さらに最近は“高速春駒”などと言って音頭取りが喉自慢で限界まで速く唄ったりするから、踊り手も大いに跳ねて、盛り上がるのですが、そうするとカメラマンもパシャパシャとフラッシュを焚くのですが、春駒でシャッターを切るのは、おおかた初心者の下手なカメラマンです。
盆踊りは夜で、予想以上に暗いものです。ひと昔まえのコンパクトなデジカメのオートでは、シャッターか下りないレベルです。踊りですから被写体が動いていますからピンとが合わないからオートではシャッターが切れないのです。最近は、スマホのカメラでも場所を選べば結構写りますが、春駒のような踊りはキレイに撮るのはむつかしいはずです。
写真を撮るなら、やはり「かわさき」とか「やっちく」の様なスローで緩い踊りです。若いひとがユルイ踊りだからと列から外れてしまうような踊りの方がカメラ的には写りがいいのです。
春駒で飛び出していくようなカメラマンはよほど上手い戦場カメラマンか、ドの付くシロートとです。なんて、ヘタなオイラが言うのもナニだがね。
さて、今夜も郡上で、日程表にはない裏メニューの郡上おどりがあるけれど、どうしようかな。
 
今夜も、輪踊りだし、来週の二回は、山の上の輪踊りで、踊りには良いが、写真的にはダメだし、どうしようかな。
 
 
 

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2017年7月16日 (日)

白鳥おどり 平成29年度 発祥祭 写真速報。

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さて、昨夜 7月15日は、白鳥おどりの発祥祭。

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「郡上おどり」と並んで奥美濃の二大盆踊りと称される「白鳥おどり」。

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昨夜の発祥祭から8月26日の踊り納めまで17回の盆踊りが開かれる。

白鳥おどりの熱心なファンは、盆踊り上級者に多くて、メジャーな郡上おどりを通り越して通ったり、郡上おどりとフタマタかけて通うという“おどり助平”も多い。

Dsc09344白鳥おどりの開幕は、毎年、郡上一揆の農民の激しい怒りを伝える、宝暦義民太鼓から始まる。

これこそが「郡上のおどり」で、白鳥おどりの原点なのだと言ってまちがいない。

郡上おどりは、江戸時代、いや明治に入ってからも何度も禁止されたが、とても殿様が士農工商の融和を願って奨励したなどというオメデタイ事実はどこにもなくて、江戸時代の年貢というのは作物の半分を取り上げるという過酷な物で、武士というのは人口の一割、多くは江戸表にいるわけで、郡上の田舎では圧倒的少数。

過酷な年貢に苦しむ百姓や町人が夜ごとこうして踊っていたら、武士にとっては、いつ一揆に発展するやもしれぬとても怖いことで、許されざる事態だったのだよ。

なんて話はともかくとして、今年も楽しく白鳥おどりが始まったのであります。

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今年も、こうして皆で楽しく踊れるというのは有難いことです。

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まあ、野暮なことを書くよりも、美しい皆さんの写真を一枚でも多くご紹介した方が喜んでいただけるハズ。

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老人は、ロングドライブと久しぶりのハードな白鳥おどりでクタクタですから、もう寝ます。

だって、もうすぐ夜明けだものね。

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不都合な写真はメールを戴けば削除いたします。

写真の転載は、公的な物以外はお断りいたします。

 

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2017年7月12日 (水)

イブン・エズラの智慧。

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シンボルのことを色々と追及していくと、宗教史そのものであり、究極はイスラエルやらエジプトに行かざるをえないわけで、ここ数日はユダヤ教の歴史を調べている。

シンボルとは関係ないが、中世のユダヤの賢者の知恵を示す逸話が面白かった。

あるとき、三人のアラビア人の兄弟がイブン・エズラのもとへ遺産相続の難題を持ってきた。

父親は17頭ののラクダを彼ら三人に残して死んだのだが、そのときこう遺言したという。

長男は遺産の半分を、次男は遺産の三分の一を、三男は遺産の九分の一をそれぞれ受け取るようにと。

長男 17÷2=8.5頭 次男 17÷3=5.66頭

三男 17÷9=1.88頭 と、割り切れない。

彼らは途方にくれた。どうすればよいかイブン・エズラの知恵を借りたいというのである。

そこで彼は言った。兄弟三人が遺産で争うのはよくないが、かといってこの遺言は実行することもできない。それゆえ、わたしがラクダを一頭進呈しよう。 そして、各自遺言通りに取りなさい。

長男 18÷2=9  次男 18÷3=6

三男 18÷9=2  余り一頭

そこで長男は九頭を、次男は六頭を、三男は二頭をそれぞれ取った。すると後に一頭残った。その一頭をイブン・エズラに返した。

これを聞いて、人々は彼の知恵を賞賛したという。

            ☆ 中世のユダヤ賢者の横顔 嶋田英晴

これを、数学的にどういうのか、私には分からないが、賢者というのはさすがだ。

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2017年7月 9日 (日)

平成29年度 郡上おどり発祥祭 写真速報。

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七月八日土曜日、奥美濃の踊りの夏の到来を告げる“郡上おどり発祥祭”が行われた。

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当地の梅雨明け宣言は未だだが、空気は既に梅雨明け。

まったく雨の心配がないという好天につられて、今年も踊り会場から人があふれるほど盛況の発祥祭となった。

 

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岐阜県の長良川上流部、郡上市は盆踊りの街でもあって、日本三大盆踊りの一つ郡上踊りを筆頭に、長良川の更に上流部、郡上市白鳥町の“白鳥おどり”、更に郡上おどり・白鳥おどりの原型ともいえる、各地域の神社の拝殿で行われる「拝殿おどり」という盆のおどりがある。

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そのほかにも、広い郡上市の各地域には、それらを少し変化させた地域盆踊りがある。

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それらの地域盆踊りを追いかけて調べると、とても面白い。

最近は、また、この地域盆踊りを復活させようという動きもあるようで、郡上という街は、どんどん奥まで入っていくととても面白い。

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郡上は、とても面白くてオシャレな街だと思う。オイラのような下手なカメラマンが、写真の知識などなくて、ただオートで撮るだけでも、とても面白い写真が撮れる。

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それは、街が面白いから集まってくる人も面白いのだ。

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サッカーのラモスが、日本はサムライの国だと思って来たが、日本で誰も着物を着ていないと驚いたという話があるが、郡上おどりに来たらもっと驚くかもしれない。

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日本人が、みんな着物を着て、なおかつとてもカラフルで個性的なファッションで踊っている、一夏に三十数回盆おどりが、行われる。徹夜で踊る日も四日間あるといったら、おおよそ日本人のイメージから程遠いかもしれないが、これが日本の夏で、日本人の夏だと分かっていただけたら、郡上の盆踊りがとても大きな観光資源になると思う。

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岐阜には、ディズニーランドもレゴランドもないが、「郡上踊り」があるぞ! なんて言いすぎかしら。

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踊りから帰って、シャワーを浴びて、写真を整理してアップしたら、外が明るくなってしまった。

老人は、毎回、「徹夜おどり」だ。

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不都合な写真はメールを戴けば削除致します。

写真の転載は、公的機関を除きお断りいたします。

 

 

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2017年7月 6日 (木)

文句ないよね?

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九州では大変な雨のようで恐縮ですが、当地は、未だ梅雨明け宣言はないけれど、もう梅雨は終わったのではないかと、昨日は、雨で汚れた中庭のレンガにデッキブラシをかけて、ガラスを洗いサッシを拭いた。そして何ヶ月ぶりかで玄関の外のタイルを水洗いして床もデッキブラシをかけて、マットを洗い、車も洗いワックスもかけた。これから二ヶ月“郡上おどり”に呆けるワケで、「文句ないだろ?」ってくらい掃除をしておいた。

文句ないよね?

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2017年6月27日 (火)

フリーメイソンの扉。

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フリーメイソンは、“寓意によって隠され、シンボルによって説明される特定の倫理体系”を奉ずる友愛団体だが、儀礼とシンボルによって人間の意識を変容させる方法に到達したという。

 
それはともかくとして、たとえばフリーメイソンの原点である石工という職人の世界で、文字によって原理を伝達するという方法が可能になったのは、ここ百年のことであり、500年の歴史があるメイソンゆえに、昔も今も、主要原理はシンボルによって継承されてきた。ハイレゾ音源ではないが、文字を上回る観念を交信することを可能にしているメディアがメイソンのシンボルだ。
 
様式や象徴といったものの謎解きが好きな老人にとって、フリーメイソンのシンボルは程よい退屈しのぎのテーマだ。

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メイソンのドアノッカーの演出に少しシンボルを足してみた。メイソンのトークンとピンだ。さらに、ドアベルのスイッチも替えてみた、怪しげでイイ。 秘密結社・・・なんてステキな響きだ。

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この扉の向こうには、わたしだけの秘密のロッジがあり、明けの明星の輝く光に浮かぶ“聖なる掟の書”が置かれた祭壇があるはずだ。
                     な~んちゃって。

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2017年6月21日 (水)

雨の日のグリーンマン。

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ここ数年、梅雨入り宣言があっても梅雨前線は太平洋上にあって、空梅雨で、梅雨入り前と梅雨明けに少し強い雨が降る程度なのだが、それでも梅雨入り宣言をする気象庁というのは、まことにお役人根性の極みだなと思うのだが、そんなコトより、この時期は、じっとお天気を観察しながら、この夏の“郡上おどり”のお天気のコトだけを考えている踊りすけべの老人なのだが、ここ数年は空梅雨で、空梅雨の夏はやはり雨の日も少なく、去年も一昨年も老人が郡上へ出かけた日は浴衣が雨で濡れたことはほとんどなかった。

老人が郡上おどりのブログを書き始めた頃は雨が続いて、雨のことを面白がって書き過ぎたきらいがあって、「郡上おどり」と雨というイメージが強くなり過ぎたが、ここ数年に限って言えば、雨に降られることはほとんどなかった。浴衣を濡らすのは汗か女の涙だけだった。なんちゃって。

さて、郡上おどりの始まりまで、あと半月、朝晩は未だ寒いような日が続いているが、たとえそうでも踊りが始まる頃には、いやでも暑くなるわけで、なんとなくソワソワしたりして、ユーチュブで郡上おどりを見たりしているのだが、郡上おどりの動画をアップする方が少なくなってしまったから、どなたか動画のアップをお願いしたいな。たのみはユータの愛パット動画だが、ユータも郵便局員になったというから、そうそう踊ってばかりいられないはずだ。ここは、ヘベレケのなごさんが動画担当を引き受けてくれるか、およしちゃんが名乗りを上げるか。

老人のブログもニフティの画像のアップロードの制限が一メガから三メガに緩和されたから、もう少しキレイな写真がアップできるかもしれない。そうするともう少しいいカメラが欲しいが、あいかわらずアンティーク貧乏で浴衣の新調すらままならない年金生活だ。

もう少しの辛抱だな。

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2017年6月 3日 (土)

イギリス ヴィクトリア期のアンティークタイルで廃墟趣味の庭を飾る。

我が王国の小さな庭は、“廃墟趣味のエドワーディアンな庭”がコンセプトなワケだが、ここに貴重なヴィクトリア期のアンティークタイルを、安物のブロック塀に惜しげもなく貼って、ささやかなアンティークタイルのコーナーを造ってみた。
 

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アンティーク、とりわけアンティークポーセリンの蒐集とガーデニングが趣味という老人にとって、アンティークタイルというカテゴリーこそ当然の帰結だったと謂うべきか。

 

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まず、コーナーの基調となる、ミントンの繰り返しパターンの七枚の転写タイル。アーツ&クラフトにも通じる、ヴィクトリアンタイルのクラシックバターン。

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地中海文化 あのトスカーナのFountain Flowery または、“花瓶の花”の絵柄だが、我が庭のコンクリートオーナメント・プランターは、まさにエトルリア様式のトスカーナのアーン(骨壺)の再現であり“花瓶の花”の花瓶と同類だ。
 

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壁のプラークにも“花瓶の花”のパターンがあった。

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廃墟趣味の廃墟こそ、イギリス貴族のグランドツアーによってイギリスにもたらされた地中海文化であり、なかでも人気は古代エトルリア様式なのだ。イタリアのトスカーナのエトルリア様式は、老人のヴィクトリアンブローチのコレクションでも紹介した。
じつは、このタイルが予想以上に重厚で貫禄がありすぎて、他のブルー&ホワイトのタイルと合わせることが出来なくなってしまったから、他とは分離した。とてもヴィクトリアンで素敵だ。   1882
 
 
 
 
さて、ベースとなるミントンのアンティークタイルにあしらうのは、いかにもヴィクトリアンな手描きのキングスフィッシャー(かわせみ)の手描きタイル。割れがグッドテイストな廃墟趣味。19世紀

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そしてウエッジウッド製 シェイクスピアのTHE  MIDSUMMER NIGHTS DREAM “真夏の夢”シリーズ・デミトリウスのアンティークタイル。ウエッジウッドのエトルリアシリーズ。1880-1890

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割れてはいるが、デルフト風シノワズリー・ウィローパターン(柳模様)のミントンのアンティークタイル。1870

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そしてミントンのフローラルパターンのブルー&ホワイトのタイル。1868-1918

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さらには、ピルキントン社の、柳模様の物語のパーツをコンプリートした、いわゆる正統ウィローパターンのアンティークタイル。1915

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六種類のアンティークタイルだ。
 
さてさて、これが、その庭のヴィクトリアンタイルのコーナーの完成形だ。
中庭のシンボルツリー日陰の木・カクレミノの向こうに控えめに背景として配置するあたり、酔狂の極みだな。

 

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日陰で、さらに木が被っていて写真は上手く撮れないが。:結構な存在感だ。
 
 
オイラのアンティークライフの一つの到達点だ。

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タマラナイよね、この小さなコーナーに、これだけの“歴史”が仕込めるなんて。まさに没入の至福 オイラのニルバーナだな。

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老人は、極楽の、この庭で、夏の夜に死にたいと思う。 なーんちやって。 
 

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さあ、あとは郡上おどりだけだな。

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2017年6月 2日 (金)

ピルキントン社の柳模様のアンティークタイル。

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さて、ウィローパターンについて、随分と語ってしまったからには、しっかりと「正統?」な柳模様のアンティークタイルもなければいけないなということで、1891年創業1893年からタイル生産を開始したイギリスの大きなタイルメーカー・ピルキントン社のウィローパターンのタイルを手に入れた。
英国のピルキントン社はフロートガラスという板ガラスの製法を開発で有名なガラス会社。高光沢釉薬ロイヤルランカスターやランカスターラスターと呼ばれるラスター彩を持つ王室御用達の高質なタイルメーカーでもある。
完成度が高すぎて百年も前の物だがアンティーク感がない。

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Pilkington willow pattern tile 1915

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2017年6月 1日 (木)

ミントンのブルー&ホワイトFloralパターンのアンティークタイル。

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さて、ミントンの、清潔感あふれるブルー&ホワイトのタイル。シンプルなフローラルパターンで現在のものと一緒に使用してもなんの違和感もない。

かなり濃いテイストのタイルばかり揃ったから、張り詰めた空気を少し抜いてみた。

 

Mintons China Works in Stoke on Trentの裏足。(1868-1918)

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2017年5月31日 (水)

ミントンのクラシックパターン“花瓶の花”のアンティークタイル。

ヴィクトリア期のミントンの銅板転写のタイル。19世紀は「折衷様式」の時代とも謂われ古代ギリシアやローマを思わせる古典的な模様が幅広く取り上げられた時代だ。

 

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タイルが、まだ高価なものであったヴィクトリア期は、公共の建物に多く使われたことから、その権威を示すクラシックな絵柄も多い。    
 
アーツ&クラフト運動のウイリアムモリスなども好んで使った文様だが、Fountain Flowery、あるいは トスカーナの“花瓶の花”。
色は、より古典的で権威的なブラック&アイボリー。

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じつは、ヴィクトリアンタイルの代表の様に扱われるカラフルなアールヌーボーのタイルに少し違和感があって、冒頭にも書いたが、ヴィクトリア期は折衷様式と言ってクラシックなギリシア・ローマのスタイルやロココのデザインが好まれた時代で、イギリスではアールヌーボーのスタイルはあまり流行らなかった。アールヌーボーの派生形としてスコットランドのマッキントッシュがあるが極めて限定的な流行であった。

派手な絵柄は印象的ではあるが植民地向きではあってもヴィクトリア期のイギリスの本流であったとは言い難く、ヴィクトリアンタイルの代表とは言へないと思っている。

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アンティークタイルは壊される建築物から取り出された物だから、こうして何枚か揃うというのは貴重。
繰り返しパターンこそタイルの王道。連続の妙味に加え、正方形の四枚で更に大きな絵柄が構成される。面を何かで埋め尽くすという衝動は、日本人の文化とは少し隔たりがあるがタイルアートの神髄だ。
タイルの裏側にENGLISH REGISTRY MARKが入った物があった。

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マークはBタイプで

TABLE 1は ⅣでCERAMICS

TABLE 2は day of manthで16日

TABLE 3は parcel numberで6

TABLE 4はyearでL だから1882年

monthは GでFebrusry 2月

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Style/technique: Aesthetic print
Manufacturer: Mintons China Works
Dimensions: 6" x 6"
Date: Design registered 1882
 

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2017年5月25日 (木)

雨の日の。

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雨の日の、薄暗さも好きだな。

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2017年5月23日 (火)

ウェッジウッドの真夏の夜の夢シリーズ「デミトリウス」のアンティークタイル。

ウェッジウッドのブルー&ホワイトの転写で、シェイクスピアの“真夏の夜の夢”シリーズ「デミトリウス」のご紹介。
まことにヴィクトリアンなアンティークタイルだ。

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これを惜しげもなく、庭に配置しようと言うのだが、厚さが一センチもある重いタイルを貼ることが出来るだろうか。

このところインダストリアルなものに傾きつつある老人だが、いわゆるイギリスなどのアンティークの世界でいうところのインダストリアルアンティークの世界・アンティークタイル蒐集の世界を少しかじってみた。
 
アンティークポーセリンの蒐集趣味とガーデニング趣味を併せて楽しもうというスンポウだ。

森の物語をガーデニングに絡めたのだが、なによりシェイクスピアの物語であり、男性のキャラクターと絵柄の脱力感が気に入ったワケだ。

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なんともイギリス的で、演劇的で、老人は一人 、夏の夜の庭で“素敵だ” とつぶやいているのだがどうだろう。ムカついたらゴメン。

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DEMETRIUS'  VICTORIAN TILE BY JOSIAH WEDGWOOD FROM MIDSUMMER NIGHTS DREAM SERIES
 
Style: Classical literary subject
Technique: Blue and white transfer print
Maker: Josiah Wedgwood & Sons
Dimensions: 8"x 8"
Date: 1880 - 1890 (circa)
 
 

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2017年5月21日 (日)

なんて綺麗なやつなんだ。

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朝から何度も、玄関先に出て、なんて綺麗なやつなんだと・・・。

ELLE MY LOVE  なんちゃって。

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2017年5月20日 (土)

岐阜県 大野町バラまつりで。

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ほぼ毎年ブログでご案内している、バラ苗生産日本一の岐阜県大野町が誇る、大野町バラ公園のバラまつり。

150種類2,000株の多種多様なバラが咲きそろうという公園、少し時期が遅く花は少し疲れてはいますが、岐阜市からも近く、今日行ってきた。

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産地だけあって、元気のいいバラが、農家の皆さんから直接、格安に購入できるのが楽しみ。

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今年購入したのは、ELLEの大苗 1500円。

黄色から橙色の複色で香りも良い。

 

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2017年5月18日 (木)

ミントンのウィーローパターン(柳模様)のアンティークタイル。

無残にも二つに割れて、さらに下手な修復がされているブルー&ホワイトのミントンのタイル。

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柳模様、つまりウィーローパターンというやつだが、よく見るとウィーローパターンの重要な要素である二羽の鳥も、橋も、追ってくる人も、船も塔もない。ただ中国人の二人は大きく配置され、椰子の木の様な、いやウラシマ草のような、柳とフェンスのみがある。それでもドウ見たってウィーローパターンというところに、おもわず「ステキ!」と叫んでしまったのだが、ミントンと言えばウィーローパターンの発祥だという説もあるくらいで、トーマスミントンがヴィクトリア期に流行らせたパターンではある。

 

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裏足の銘はMINTONS CHINA WORKSとあるから1850年から1918年にかけての物だ、絵の調子といいヴィクトリア期の物であることは間違いない。

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この不思議なWILLOW PATTERNを画像検索してみた。ミントンのデルフト風と謳ったものが数パターンあった。いわゆるイングリッシュデルフトと説明されている。

私の物とは、傘やフェンス・塔の有無、中国人の描写に違いがある。

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ネット上には、こんな画像もある。四点のうち三点は更に別の絵柄だ。計7パターン見つかった。年代は、1870年とある。

 

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この絵柄のシリーズは、現在のウィローパターンが定着する前の、ミントン初期のウィーローパターンではないかと思うのだが、ネット上にはミントンの初期のウィローパターンには、橋も鳥も無かったとの記述もある。
 
とりあえず初期のウィローパターンというのは18世紀末のことであり、このタイルは19世紀後半の物。ミントンも色々と会社が代わったり経営が代わったりしているが、後のミントンが原点回帰でウィローパターンを復刻させた物ではないか。  と、言っても百五十年も前の話だが。
 
当ブログの「ウィーローパターン(柳模様)について考える」は、人気ページのひとつでもあるから、ウィローパターンを語る者としては、たとえ二つに割れていようが、珍しい絵柄で本家ミントンの「ウィーロー」だというコトで手に入れたのだがドウだろうか。
 
以前、当ブログで紹介した「柳模様の世界史」には、1849年に創刊された骨董などの研究誌「NOTES AND QUERIES 疑問と注解」に何度か持ち上がった柳模様の起源についての論争が゛紹介されているが、このタイルは、その論争の時代の物でもある。
 
ちなみに1887年1月17日の「タイムス」に、ミントン社長のトーマス・ミントンの投書が掲載されている。
「柳模様は、他の文様よりもおそらくよく売れ、多くの業者によって採用されたもので、帰化したイングランドの文様 a naturalized English patternといってよいものである。この文様は、(ジョサイア・ウェッジウッドの同時代人である)私の曾祖父であるトーマス・ミントンによって中国製の絵付けの皿からコピーされ、磁器に転写されたものである。 」柳模様の世界史 東田雅博著から引用。
 
ジョサイア・ウェッジウッド(1730-1795)
 
今回色々と調べていくなかでイングリッシュデルフトという言葉が浮かんだが、柳模様を英国と中国という構図ではなく、デルフト、更にはマイセンの模倣という視点で見たらどうかという気がしてきた。このシリーズにはシノワズリー以外に同じ調子で稚拙だけれど港湾風景も存在する。まさにマイセン写しのデルフト写しなんだ、いや中国写しならオランダ東インド会社のデルフトが本場か。
イングリッシュデルフトで画像検索すると、こんな調子なんだがね。

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「柳模様の世界史」では、柳模様はイギリスの案出であるとして、さらに“柳模様はオランダ人が案出した”という説を「一笑に付す」と言って決定的に否定されているけれど、大きな間違いを犯しておられるような気がする。
 
柳模様の物語という「後から出来たイギリスの童謡」のパーツを完全に揃えて定着させた物はイギリスだとしても、陶器の絵柄の流れは本家中国からデルフトやマイセン、そしてイギリスという流れがあったわけで、悪くいえば流行のパクリにたいそうな理屈などないはずだ。そして対独感情を考えたらマイセン写しとは言えないわな、どこかの国のウリジナルと同じと言ったら失礼か。
 
もちろんミントンも中国陶器のコピーであることは認めていますが、何度も言うが「柳模様の物語」のパーツを全て揃えた物だけをウィローパターンだとするのならイギリス発祥とすることもできるかもしれないが、歌の文句は後付けなんですよね。
パクリのパクリのパクリであった陶器の絵柄にオリジナルを主張、いや「正統」を定義すること自体、無理があると浅学な老人でも思うのだ。
 
ちなみに、下の写真はネットで拾った18世紀のデルフトのタイルの画像なのですが!!! 人物の描写など19世紀末のミントンが酷似しています。

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「デルフトの影響など一笑に付す」などというのは余りにナニだと思うのですよ、田舎住まいのシロートの老人でも。

デルフトどころか、中国のパクリすら否定して、オリジナルを言われるのなら、これはドウでしょう。

先日、常滑のINAXライブミュージアム「世界のタイル博物館」で見つけた中国の明と清の時代のタイルです。

 

キャプションには、染付陶板(人物) 明時代(1573-1619)とあります。

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更に、もう一枚、

染付陶板(山水) 清時代(1616-1912)

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構図・フェンス・人物・橋と橋を渡る人物。全く酷似しています。

更に、年代は記録してきませんでしたが、ミュージアムショップで売られていたアンティークタイルの絵葉書の絵柄です。空に二羽の鳥は飛んでいませんがウィローパターンそのものです。

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今回のミントンの七枚のタイル、デルフトやらマイセンのシノワズリーを強く感じるワケだし、柳模様の構図もパーツも、明の時代からあった中国陶器の絵柄の“ただのコピー”であることは明らかで、イギリス発祥など議論することすらナンセンスであります。

ちなみにネットで拾ったミントンのウィローパターンのタイルです。

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学者さんが、柳模様を生産していた日本の陶器会社の歴史に、しきりと柳模様を取り入れた説明やら経緯やら絵柄を変えたのが誰かなどということを追及されたりしているが、憲法9条でもあるまいに、パクリの現場に大儀も理念もあるワケがないのであって、そんなコトを詳しく記録して残す程の優雅な現場では無いと思うのですよ。ただ売れるから作って、ここが寂しいからこれを入れて、これがジャマだから外したという事じゃないのかな。
 
 
なんてコトを、毎日が連休のオイラの庭で“すべったコロンダ”と言いながら、ナカジマセイノスケしたりの今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 
 
 
 
そして、我が家の唯一の障子は、自作の「柳模様のタイル尽くし」であります。

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MINTON   TILE- CHINA  WORKS  Willow Pattern 1870

4.99ポンド(714円)で落札した割れたタイルで随分と遊ばさせて戴きました。アンティークって面白いよね。

 

 

 

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2017年5月17日 (水)

ヴィクトリアンのカワセミのアンティークタイル。

さて、このところ老人の心を捉えていたのは、既にご案内の様に、イギリスの19世紀末から20世紀初頭のヴィクトリアンなアンティークタイルであります。

タイルには長い歴史がありますが、老人の今の興味は、産業革命を経て、市民が経済力を持ち、生活空間に“美しい物”が行き渡り始めたイギリスのヴィクトリア時代の遺物です。

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ヴィクトリアンタイルの真骨頂は量産であります。産業革命による量産は、職人の技術を放逐し、粗雑な機械生産による美の劣化は、アーツ&クラフト運動のような、美の社会主義運動を生み、中世のギルドを理想化するような反作用をもたらしますが、それらの理想は、むしろ真逆な“工業化・量産化”によって実現します。ヴィクトリアンなアンティークタイルは、まさに量産化により獲得した大衆的な生活の美です。

とは言え、まだタイルは贅沢品で、公共的な場所やら大邸宅が主なユーザーではありました。

 
さて、ヴィクトリアンなアンティークタイルのコレクション、まず第一弾は、いかにもヴィクトリアンな雰囲が濃厚な、手描きのアンティークタイル。
カワセミと睡蓮の水辺の風景。
裏足は、メーカー名もペインター銘もありませんが形はウェッジウッドと同じデザインです。

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割れてはいるが、これも景色だとしよう。
ヴィクトリアンタイルというのは、ほとんど室内で使われていた物ですが、老人は、このアンティークタイルを庭に取り入れようというのです。
いわばアンティーク趣味とガーデニングの融合、ヴィクトリアンな廃墟趣味の庭の演出といったところです。
 
大事に額装するという手もあるが、庭の塀に貼り付けようというのだから、割れたタイルも一興だ。廃墟趣味の庭なのだから。
でも、しっかりと貼り付けると、もうこれで再生不能となると思うと、少し犯罪的なような気がするが、面白い物が沢山手に入りました。未だ一ダースほどイギリスから未着ですが。
Victorian Handpainted Tile, Kingfisher over Lily Pond, Old vintage bird tiles
 

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さてさて、次回のブログはとても長くなりそうだ。なにせウィローパターンのアンティークタイルだから。

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2017年5月15日 (月)

ベークライト・アールデコのアンティークなプッシュボタン二点。

 
さてさて、ドアノッカーに始まって、ドアベル、ドアプッシュボタンと、ドアコールの進化をアンティークで追ってきたが、駆動方法が電気にかわり、素材が真鍮から、ベークライトに代わる。

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20世紀はプラスチックの時代であった、プラスチックの前身ベークライトは1910年の発売。
20世紀は、電気の時代でもあり、電気が普及し生活に画期的な変化をもたらした。
ベークライトの絶縁性能と耐熱性は電気製品には欠かせないものであった。

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まずは、角張った近未来的なスタイルのブッシュボタン。この尖ったスタイルが未来的なデザインと考えられた時代だった。少し武骨だが、いかにもアールデコだ。1920-30年代。

 

 

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そして、まるくてレトロでキッチュなプッシュボタン。スタイルは、やはりアールデコ。昭和のなかばの学校やら病院にはこんなスイッチがあったような。未使用のデッドストック。WW2戦中戦後といった辺りか。
 

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黒電話、ホームコタツのスイッチ、なつかしい昭和の電気製品にはかならずベークライトが使われていた。そして、どこかかならず割れていた。だから今回も、取り付けは両面テープも使いビスをあまり締めない様にした。

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この二つのベークライトのプッシュボタンをドアコールに見立ててドアに取り付けた。飾りのないプレーンなドアにはドアノッカーだけでは少しさびしいがドアノッカーの下にプッシュボタンを配置するととても納まりがイイ。機能としてはナニだが、ドアの雰囲気がとても締まってくるんだ。
19世紀末から20世紀初頭をテーマにしてきた我が家のコレクションルームのインテリアが更に引き締まった。インダストリアルな男前インテリアだ。

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このスイッチ類のアンティーク、どういうワケか結構なお値段だ。前回のイーストレイクスタイルのプッシュボタンなど諭吉が三四人だったりする。コレクションなのか古い邸宅のリペアー用なのか。

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完全にリタイアして、生活の基盤を、自分のテイストで整えるべく、この二年間は、アンティーク、とりわけ19世紀末から20世紀初頭をテーマに、アンティークパーツを色々とインテリアに取り入れてきたが、さすがに、もうやることが無い。
なにせ、この一階だけでも、キュリオケースの中の物やリブロの物を除いてもインテリアに、50点以上のアンティークを仕込んだ。もう、イイな って感じだ。
 
 
Art Deco Bakelite Door Bell Push
 
さて、次なるアンティークは、部屋の外へ出て、アンティークとガーデニング。中庭のビクトリアンな改造であります。
 
予告期間の長かったアンティークタイルの出番です。

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2017年5月13日 (土)

新緑に雨。

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庭の緑が、雨にぬれて

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もう、なにもかもが緑に染まりそうで

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気持ちの良い、雨の週末だ。

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